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墓場まで持っていくサヨナラ 
タイトルに困るような取り合わせで映画を観てきました。
「アリス・イン・ワンダーランド(ディズニー実写版3D)」「サヨナライツカ」です。
以下折り畳み。
「アリス・イン・ワンダーランド」
19歳のアリスが昔から入り浸っていたワンダーランドの危機を救いに、現実の自分の危機からいったん避難して自分を再発見してめでたしめでたし。
この筋書きだけで、いかに陳腐な映画だったかを、お察し下さい。
ヒネリもないし表も裏もない!そもそも新機軸「ストーリー」こそがこの映画を殺した!!肝心の3D?2Dで見たって問題ないよ!
余談ですが、予告であの、ピクサーの最高傑作「トイ・ストーリー」の3の予告やってて、泣いた。だってアリスの前にそれかよ!っていう。

「サヨナライツカ」
予告の中山美穂さんが美しかったので、観に行きました。
70年代のタイはバンコクで、3ヶ月間だけ赴任してきた航空会社のエリートサラリーマンが、完璧な婚約者も夢に燃える仕事もあるのに、一流ホテルのスイートで暮らす魅力的で奔放な女性と恋に落ちて云々。辻仁成さんの同名の小説が原作です。読んだことないけど。
前半のバンコクでのシーンが、活気があって華やかで、すごく楽しかった。
沓子さんが、はじめて豊のアパートを訪れるシーン。窓を背にして、透けるワンピースにくっきりと浮き上がる美しい体の線。で、そんな誘われてですよ、据え膳食わぬはとかじゃないですよ。あんな組み合わせの二人がいて、がっつかなかったらそれは生物的に間違ってるだろ。
沓子さんのファッションもまた、最高でした。ホテルの部屋には服と鞄の山。下着を付けるなんて冗談じゃないような、脇腹がセクシーな白の花モティーフのミニドレスなどなど、きれいでした。しかし、よくあんな雲の上に住んでるような人と恋に落ちたな主人公・・・。
後半、中年に差し掛かってからの会社問題や家庭問題はいるのかなぁとか。そんな歳じゃないから気持ちさっぱり分かんないし。その頃になっても好きったって、どうするのかなぁ。みたいな。
豊を「君」と呼んでからかうように笑った沓子さんと、「あなたをずっと待っていました」と目を潤ませる沓子さんに、えらい隔たりを感じてしまったせいかとも思いますが。要するに、それが彼女の25年間だったんだろうけど。
光子さん。知らない振りをしながら、締めるとこきっちり締めてる、“妻”。この人前にして、それは食い下がれない。でも演じられた石田さんがおっしゃる通り、光子と沓子で、一人の女性なのかもしれない。
原作を読んでないので、再会後の二人がどうしてたのかは今ひとつ分からないんですが、残された時間をそれなりに寄り添って過ごせたんでしょうか。それが、一生に一度の恋の顛末にふさわしいのかは、さっぱり分かりません。でも、豊はアクセル踏み込みっぱなしのベンツで死ななかったし、家族の写真とまだ席を譲れない会社がラストシーンなら、それで良かったんでしょうねきっと。「愛してる」は葬式のお経と一緒で、あんなん生きてる内に言わなかったら沓子さんには意味ないだろうとか思うけど。
広いスクリーンに、清々しいバンコクの風景と、黒々と映る飛行機のシルエットが気持ちいい映画でした。
Skoop On Somebody「still」をBGMに。これ、確か原作がインスピレーション元だったと、どこかで聞いた記憶が。記憶だけだけど。
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