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アリエッティ 
今頃かよ!(公開して割と早くに行ってたんですが・・・今頃感想・・・)
「借りぐらしのアリエッティ」
人間と小さな人との淡い恋、っていうだけで何かもう期待で爆発しそうだったんですが!思ってたよりずっとコンパクトでストレートな、愛おしいお話でした。
緑豊かな東京の小金井市。こんな風なんだ、って現代的なビル群を抜けて住宅街へ移っていくOPを見ながら思いました。夏の庭。あのお家や庭の佇まいは「夏時間の庭」のお家と同じ匂いがした。
からだの弱い翔君が、全身全霊をかけて日々を生きるアリエッティに憧れる。何かしてあげたいと思いながら、することが裏目に出て傷つけてしまう。緩やかに悲観的で、静かな顔でひどいことを言う。それを跳ね返す、まっすぐな目のアリエッティが印象的でした。
あと二度目に見にいった時、表情の変化に衝撃を受けた。
特に翔君の表情がすごい。アリエッティを傷つけた、残酷な話の時の顔から自分の死に向かう時の老成して静かな顔。アリエッティを背中に隠して「なんでもないですよ」、とハルさんを見上げる嘘つき顔。こんなにも表情を繊細に、アニメーションは描けるのか!という衝撃・・・。あれ私一体何を見てたんだろ今まで。
アリエッティも14歳の少女というより、少し大人なイメージがあるのは、やっぱり日々を逞しく生き抜いている輝く生命力のせいか。よく動く動く。そのアリエッティがお母さんが攫われて翔のところへ行って、「どうしよう」って泣いた瞬間。何にもできなかった翔君が、憧れたアリエッティに手を差し伸べられると分かった時の顔。泣き止んだアリエッティの強い顔。二人が同等に並んで、繋がった瞬間がすごい。
お母さんを助け出したあと、見つめ合う一瞬も好きです。別れのシーンも。アリエッティを見送る翔君の目は、アリエッティと同じになってた。
主役二人の視線になって、行ったり来たり。
朝焼けの青い空気の中の別れも、そのあとの新天地を求めて川を行く小人たちも、気持ちのいいエンディングだったなぁ。
そういえばアリエッティのお父さん、生活能力にあふれてて逞しくて格好よくて、はじめての「借り」に出かけるアリエッティがきらきらした目でお父さんを尊敬するのも納得。スピナーも別の感じで逞しいしな。スピナーの素直さが微笑ましい。
お母さんもお砂糖で一喜一憂したり海の写真を飾ったりお茶を入れたり。そういえばよくお茶を入れる映画だった。水の、水滴の表現が好きでした。大きさの違う世界の感じ方は、音や空間表現やアリエッティの家の細々としたものでも伝わってきたけど、私が一番実感したのは、丸まると太って落ちる水滴の表現でした。
猫のニーヤは明らかにムタさんの系列だろ!とか思ってしまった(笑)。あの体系といい気の利き方といい。
アリエッティの名前を翔君が繰り返す。宮崎監督が、その名前の響きを憶えていたからこそ、出来たのかもしれない企画。多分、翔君の心臓の一部だから、宮崎さんの年齢になっても彼は、鮮やかに思い出すだろう。

ちなみに監督と主題歌歌った人が舞台挨拶に来福するっていうんで、2回目に行きました。
主題歌生演奏。美しかった。目の前で鳴っている音とは思えなかった。涙出たよ。
しかしあっという間にコルベルさんは引っ込み、監督登場。そしてまさかの、アリエッティ役志田未来さん登場。客席にいたそうです。遠目だったのであれ普通の女の子だなぁとか思って見てました。すみませ・・・。
司会進行のお姉さんのうっかりで二度もおすすめコメントをする羽目になったりしてましたが、カオナシの話とかしてくれました。ありがとうございました!
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